2010年11月17日水曜日

東京らぶ☆

怒涛のような東京滞在からニューヨークにもどってきました。

今回の滞在は、営業日にして5日。
そんなに短いと誰にも会えないよ、というようなことを言ったら、お友達の山本憲資くんが「NE-NE NIGHT」というなんとも贅沢なイベントを企画してくれました。
場所はルバロン。
そしてDJ陣は、
☆Taku Takahashi(m-flo)
Keiichiro Shibuya(ATAK)
Masatoshi Uemura(bonjour record)
Yasuyuki Takaki
Kilimanjaro(Shino&Erika)
と、大好きなお友達のみなさんである。
長い間会えなかった昔の友達や、知らない方もたくさんきてくれて、久しぶりに朝まで遊びました。
知らない同士が仲良くなっているのを横目に見ながら、私はさっさか酔っ払ってしまい、翌日になってから、ああもっとあの人と話せばよかったとか後悔しきり。
みなさん、本当にありがとう。

東京という街は、私にとっては育った場所ではあるけれど、親の引越しが多かったから「故郷」と呼べる場所がないし、仕事をする場所になってしまったことから、今まで帰国のときにも故郷に「帰る」という気持ちはあまりなかった。
特に社会人生活を送ったことがないので、近年、どこか他人の街という気持ちで見るようになってきたと思う。
たまにしか帰らないのに、「ちぇ、変わりやがって」みたいな気持ちになったりしてね、勝手なもんです。

が、最近、自分と東京の関係がちょっぴり変わってきたような気がします。
帰る直前に「i am going home next week」と誰かに行ったら、へ?どこのこと?っていう反応が返ってきた。
それでニューヨークに10年以上いて、最近はほとんど「帰る」というフレーズを使ってなかったことに気がついた。
東京に「帰る」という言葉が素直に出てくるようになったのは、自分と同世代の友達が、それぞれ与えられたフィールドで、何かを変えようとがんばっているからだということに気が付いた。
帰ると、がんばらないと、って思わせてくれる。
そして帰ると喜んで迎えて、このネットワークを使えれば何かできるんじゃないかと思わせてくれる。
うれしいことである。

ところで今回の旅は、今インディでやろうとしているiPadマガジンの打ち合わせのためでした。
iPadが普及してないのにiPadマガジンなんて、という声も聞こえてきそうだけれど、自分のなかでは、できるからやる、という理屈です。
印刷や流通のコストをかけずにメディアを作れるようになったから。
景気が悪いとか、おもしろいことができないとか、文句言うだけの人間にはなりたくないし、だったら自分でなんかやれよ、ってことで。

だったら自分でやれよ、って思わせてくれたのも、東京でがんばっているお友達のみなさんである。
そして、ここまでもいろんな友達が手弁当で協力してくれているし、今回の旅でも、いろんな人たちが協力するよといってくれた。
というわけで、そんなお友達に恥ずかしくないようなモノを作りたいと思います。
私のことだから、とても偏ったものにはなってしまいそうだけれど。

というわけで、このエントリーは、忙しいなか、時間を作ってくれたお友達のみなさんにお礼のつもりで書いてみた。
また東京で!