2010年9月14日火曜日

go nuts の時代?

先日、友達と話をしていたら、「ほらほら、ハードなロックバンドと一緒にパフォーマンスする☆☆☆って知ってるだろ?」
と言われた。
確かに名前は聞いたことがあるし、誰かの紹介で会ったこともある女の子。
でもパフォーマンスを見たことはない。
どういうパフォーマンス?って聞いたら、
「you know, she goes nuts」
という。
それじゃわかんないよ、って説明を求めたら、要は、ほとんど裸になって、嘔吐したり、マスターべションしたり、そういうようなパフォーマンスだという。
私が会ったご本人はいたってノーマルな感じの女子なので、ちょっと驚きつつ、そこで会話は終わった。

翌日、NYタイムズを読んでいたら、Ann Liv Youngというアーティストのパフォーマンスについてのレビューが出ていた。
こちらもまた、マスターベーションあり、排便あり、そんな感じのパフォーマンスらしい。
(レビュー自体は、「退屈」という厳しい評価だったけど)

そしてさらに先週、友達に誘われて行ったロフトパーティ。

あとで知ったには最近注目の新ギャラリーThe Holeの仕切りだったらしいのだが(このギャラリーについてはちょっと前に書いた)、SSIONNo Braのコラボレーションパフォーマンス。
iPhoneしか持ってなかったので、写真のクオリティが悪くてすみません。
10人くらいのキワモノ系パフォーマーが、音楽とともに絶叫したり、暴れたり、立ちション(しているようにみえた)したりする。
音楽も、パフォーマンスも、いまひとつ好みではないんだが、確実に目は離せない感じ。
オーディエンスもやっぱり夢中になって、かなり盛り上がってた。

こういうの、私の世界の外にはいつもあったのかもしれないが、共通項としてgo nuts的な要素をもつネタが重なって目に入ってきたので、なんだろう、これって考えてしまった。
そのgo nutsぶりがあまりに極めているので、見ていてすかっとするっていうのはあるのかも。

ここしばらくファッションウィークなんかもあって、東京からのお客さんが続いた。
そして、景気が悪いからもうちょっと元気がないのを想像していたけれど、この街は元気ですねえ、というようなコメントを複数の方から耳にした。
確かに元気はある。
でもフラストレーションはたまってる気がする。
だからgo nuts系のパフォーマンスに需要があるのかなと思うのは、安易すぎかな。

ちょっと系統は違うのだが、最近、友達が作ったビデオのアナログ感に相当夢中になっていて、そのビデオにも"freak out"というタグがついていた。
やっぱ、必要なんだと思う。たまには。
go nuts も、freak outも。

というわけで、そのビデオ。

Bongladesh - Bongladesh from S Shapouri on Vimeo.

2010年9月1日水曜日

私が参加したプチ・サマフェスのもよう

前回のブログに書いたサマフェスで、音楽やってる最中も続けられていたトーテムポール作りのもようをビデオに撮っていた人がいました。


©Alivia Zivich (of AA Records)

手作りフェス感、伝わるかな?