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2011年6月21日火曜日

RagTag by Tao Okamoto and Fashion Friends for Save Japan!ビデオ

こうやって改めて書くと長いですね、イベントのタイトル。
ツイッターとかフェイスブックを見てくれている人はもうご存知かもしれないので、しつこいぞ、と思われるかもしれないのですが、ブログだけを見てくださっている人もいるみたいなので、こちらにも残しておきます。

NYでイベントをやるにあたって、TAOちゃんの動画メッセージを日本のみんなに届けたいと思ってビデオをお友達にお願いしたら、こんなショートドキュメンタリーになってきました。

Sunday at Saturday's (English Subtitles) from Jim Helton on Vimeo.



撮ってくれたのは、私のNYで一番旧い友達の一人、Jim Heltonと、彼が紹介してくれた写真家で映像家のAtsushi Nishijimaさん(ジマくんと呼んでいる)。
ジムは最近では映画「ブルー・ヴァレンタイン」の編集をつとめた腕利きだし、ジマくんもかなりの売れっ子である。
そんな二人がチャリティだということで、ボランティアで作ってくれたビデオは、NYの友人たちが、ちょっとずつ助けてくれたことで実現したイベントのエッセンスをよくとらえてくれているし、このビデオができたこと自体もまさにそのエッセンスだと思う。

これがきっかけで、今鋭意準備中のPeriscopeのビデオもひとつ作ってもらえることになった。
こういうオーガニックな人間関係の広がり方が、最近とみにうれしい。
というわけで、みていただけるととてもうれしいです。
ありがとう。

2010年10月11日月曜日

トム・ブラウンという人



もうちょっと前に書こうと思っていたエントリー。
9月末に発売になったターザンで、NYデザイナーのトム・ブラウンにランニングについてインタビューした。

メンズのファッションが好きな人なら知ってると思うけど、ニューヨークのメンズシーンを変えた人である。
初めて会ったのは、私もフリーになったばかりだった2003年、コレクションを発表する前だった。
それから毎シーズン2度ずつくらいのペースでインタビューしてきた。
多いときには週に2回なんてこともある。
ファッション以外のいろんな特集にも出てもらってきた。
あまりに私がしょっちゅう登場するので、本人に「会わなくても書けるくせに」とか言われるくらいである(もちろん冗談です)。

トムが登場してから、ニューヨークのメンズシーンは本当に大きく変わった。
「メンズの不毛地帯」から、イキのいいデザイナーが群雄割拠する活気ある都市に変貌した(今はピークを過ぎてしまったかもしれないけれど)。
NYコレクションにやってこなかった世界中の男性誌のエディターさんやスタイリストがやってくるようになったことを考えると、NY市に表彰されてもいいくらいだ。
そして、「NYのストレートの男性が身だしなみに気を使うようになった」理由が語られるとき、必ず名前の出てくる存在だってことを考えると、世の女性たちにも感謝されてもいいと思う。
そういう意味では、ファッションという枠を超えて爪あとを残した人なんだと思う。いまさらだけど。

ま、それはさておき。
トムは正直、口数が多いほうではないので、インタビューの相手として、決して簡単なタイプじゃない。
が、やっぱり会えば会うほど味が出る。
その「味」の部分が、ファッションの話だけだとなかなか出ないのが、原稿を書きながら、ずっと気になってきた。
そんなフラストレーションがちょっと解消されたかなと思います。
「走り」についての長いインタビューを通じて、トムの人となりがちょっと伝わったかなと思うから。

まだ伝えきれてない部分はもうひとつある。
トム・ブラウンのものすごく反抗的で、パンクな部分である。
いくらぴたぴたの過剰なシルエットとはいえ、「スーツなんか着ちゃってるから、誤解されるんだよね」と本人も言っていた。
でも、社会に対する反抗的な精神がなかったら、あんな時代(アメリカ人男子がドットコム・カジュアルで会社にいってた)に、あんなスーツのコレクションは発表できなかったと思う。
そのうち、トムのそんな一面を奥深くまで探る機会があるといいけれど。